供養と祈願のご案内・法要・取り組み
【供 養】
先祖供養
春彼岸・お盆・秋彼岸の法要で先祖供養の施餓鬼法要を営みます。 申し込まれたご先祖の戒名(法号)をお塔婆に住職がお書きします。法要の中でお塔婆1本1本を塔婆を読み上げ、写真のように祭壇に立てお祀りします。皆さんに焼香と水を供養する水向供養をして頂きます。
俗名でもかまいませんし、宗派を超えてお申し込み出来ます。塔婆供養は最高の供養とされています。
水子供養
小さいお子さんに「お母さんのお腹の中にいる時、声は聞こえた?」とたずねると「お父さんの声もお母さんの声も聞こえたよ。」と幼児期まで覚えているお子さんがいます。 享(きよう)年(ねん)(行年)とはお亡くなりになった年齢です。その年齢は数え年なのです。 生まれた時が1歳です。(満年齢では生後1年で1歳ですね。) これは、生を受けてお母さんのお腹の中の命を尊重するからなのです。 たとえ誕生できずとも、短い生を受けた命を弔うことは大切です。 妙勝寺ではご希望により、法号(○○水子)を授与し、ご宝前で供養を致します。
ペット供養
犬や猫が家族の中で大切な存在として一緒に暮らしています。 ペットがいたから生活に潤いと安らぎを得た方も多いと思います。 ペットの死に際して、感謝の気持ちをペット供養としてするのも大切なことです。 佛教では生きとし生けるものを対象とする教えです。法華経には竜女の成佛が説かれています。 妙勝寺でも行いますし、お家に訪ねて供養もしています。
【祈 願】
子供の身体健全の祈願
鬼子母神は安産・子育ての法華経の神です。 妙勝寺の鬼子母神には、口コミで「ご加護があるよ。」と人知れずお参りされています。 鬼子母神の子となり(ご縁を結び)、お子さんの身体健全(順調な成長)を祈願致します。
学力増進(進学成就・就職成就)の祈願
智慧の文殊菩薩はお釈迦様の脇侍(お側でお釈迦様をサポートされる菩薩)です。文殊菩薩と鬼子母神に学力増進の祈願をしております。写真のブレスレット・お守りに入魂することが出来ます。
入試祈願(進学成就・就職成就)は年4回(8月・10月〔推薦入試〕・1月〔センター入試・大学入試〕・2月〔高校入試・大学入試〕)行います。詳しくはトピックスでお知らせします。
入試お守り
星祭り(除災得幸・開運招福)の祈願
2月3日(節分)の翌日、2月4日が立春にあたります。立春を古来より1年の初めとして今年1年の災厄が起こらぬように、当山勧請の北辰妙見大菩薩(北極星の守護神)他諸天善神にお一人お一人のお札をお作りし、祈願を行ないます。
【法 要】
彼岸法要(春の彼岸法要・秋の彼岸法要)
常に変化し苦しみ多いこの世界を「此岸(しがん)」というのに対し、対極にある苦しみを離れた平安な世界を「彼岸(ひがん)」という。 煩悩を離れて悟りの境地に至ろうとする仏教思想と、日本の伝統的な先祖供養の信仰が結びついて、祖先の霊を供養する行事となった。(日蓮宗ポータルサイトより) (春と秋に行う理由)太陽が真東からのぼって真西に沈むところから、そこに浄土があると信じ法要を行う説、昼と夜の長さが等しいことから仏教の中道(偏りをもたないこと) の思想に合致するので法要を行う説、天地の諸神が交代する日として法要を行う説など、諸説あり。(日蓮宗ポータルサイトより) (彼岸の期間)毎年春分の日(春の彼岸の中日)、及び秋分の日(秋の彼岸の中日)をはさんで前後3日、合計7日間を彼岸という。 (妙勝寺の彼岸法要)春・秋共にお彼岸の最終日(結岸)に春の彼岸法要、秋の彼岸法要を行っています。
お盆施餓鬼法要
「盂蘭盆(うらぼん)」の省略形として一般に「お盆」と呼ばれます。 お盆とは祖先の霊を供養する行事です。お盆の期間・お盆の時期には祖先の霊が子孫や家族の元に帰って来るとされ、盆の入り(8月13日夕刻)には迎え火を焚き祖先の霊をお迎えし、盆明け(8月15日夕刻)には送り火を焚いて送ります。
東京は7月盆・それ以外の地域では月遅れの8月盆が一般的です。
お会式
日蓮聖人がお亡くなりになられた日(ご入滅の忌日)に営む法要です。 当山では餅柱(菱形の模様の柱)をつくってお供えしお会式法要を行っています。
以前は、計1122個のお会式餅を一つ一つ積み上げて餅柱を組み立てていましたが、高所での重量物作業と檀家の高齢化に配慮し安全と効率化を図るため、令和5年より一体型の「餅柱」模型を制作し展示。別途3色のお会式餅を同等数お供えしてお会式法要を行っています。