雲一つ無い青空。
7:30頃に小学生がランドセルの音をならしながら、明るい声で登校していきました。
穏やかな良き日の始まりを感じました。
TEL.0790-62-0079
〒671-2571 兵庫県宍粟市山崎町上寺168
雲一つ無い青空。
7:30頃に小学生がランドセルの音をならしながら、明るい声で登校していきました。
穏やかな良き日の始まりを感じました。
檀家さんを通じて色々な経験をさせていただきました。
家が続くことは当たり前のように思っていました。しかし、これは大変なことなのです。
これを乗りきるのに養子縁組で維持された歴史があります。
現代、家の継承は薄れています。
その結果が墓仕舞いでしょう。
墓仕舞いは継承者の問題と次の世代に負担を掛けたくないという理由からです。
私は常々心を育むのが佛教の大切な教えと話します。
日本人の心は約8000年前に芽生えたと推測されています。それは、お墓の出現によります。人が亡くなって可哀想にという感情や大切な人を葬るという思いです。
私たちが心を育むとはご先祖に手を合わせることだと思います。
その墓が無くなっていきつつあります。子孫が居るにもかかわらずです。
心を育むとはどういうことかを深く考えていないのです。
墓無い人生=儚い人生=心無い人生 になるのではないかと危惧します。
心を育むのは一生です。
今私たちが生きているということは、ご先祖が人類誕生にまでさかのぼるということです。命のリレーに感謝です。
青年がお寺にご先祖捜しに来られます。
「親はあまり関心がないようです。私はルーツを探したいのです。親には話していません。」
この様に親子でも感性は違います。
親の知らないことが沢山あります。
子供のことについても知らないことがあって当たり前です。人間性が違うのですから。
お墓が負担になる・・どう負担なのでしょうか?
お墓参りですか。お墓の維持費ですか。
それより、お盆やお正月に墓参りする事で得ていることがあるように思います。
今墓仕舞いするのにもお金はかかります。
なら、次の世代にお墓とお金を渡せば良いのです。
連日、猛暑がトップ記事になる異常な気候です。
雨のない梅雨、猛暑の6月 日本の四季は狂っています。
唯々、辛抱するしかありません。
炎天下、がんばってみても、熱中症から死に至っては・・批判されるのが落ちです。
炎天下の道路は70度に熱せられています。
犬の散歩も道路が冷えてから・・犬も灼熱地獄です。
夕涼みも昔の風情となりました。
打ち水も雨の少ない梅雨を考えると止めました。
灼熱地獄の中のお盆の棚経をどう乗り越えようか。
明けましておめでとうございます。
昨夜の除夜の鐘は雪が降る中の鐘撞きでした。
雪が降る中、撞きに来て下さるだろうか・・
それが、降る雪の中多くの方が撞きに来て下さいました。
コロナ禍で自由に振る舞えない現状で、鐘撞きをして新年を迎えようと来て下さったのでしょう。
ありがとうございました。
11月初旬「孫の七五三祈願をお願いします。」とお電話。
「文殊菩薩・鬼子母神に身体健全・発育増進・智慧明瞭の祈願を致します。」と当日を迎えた。
着物袴でかっこいい男の子に変身。
「小さいお子さんですので長いのは飽きるでしょう。お経を早く読みますね。」
お経を早く読み始めると、そのリズムに合わせて身体を動かしているのが伝わってきた。
切り火をし、お経頂戴をして、お守りとお菓子を授与して終了。
「楽しかった~」と男の子が笑顔で第一声。
お母さんが「お経のリズムに合わせて、楽しそうに身体を動かしていました。良かったです。」家族にとっても良い七五三になったことでしょう。
コロナ禍、夏の長雨で草は伸びるし時間はあるし。草引きに精を出し徐々に綺麗になる風景に少し満足。
所がである。草引きの体勢から立とうとすると腰が伸びない。と年を感じながら引き続き草引き。
とうとう立とうとすると少し痛みが・・それは日常生活にも波及し始めた。腰を回しても痛みが・・体操をしても痛みが・・
マッサージへ行くと“カッチカチ”ですよ。もみほぐしてもらうと足への血行が良くなり熱くなってきた。これで治るかな~
いや治っていない。
まてよ。腰骨がおかしいのかな~と背筋を伸ばし、腰骨を上へ前へ動かして立ち上がった。
痛みが無い。この姿勢だ。
それ以来、背筋ピ~ン 腰骨を前へ
するとどうでしょう。痛みは消えた。
草引きの姿勢で腰骨が後へ行き、立ち上がる際に神経に悪さしていたのでしょう。でも困った。背筋ピ~ンで草引きは出来そうに無い。
どうすれば出来るか色々試してみます。続きをお楽しみに。
令和3年を迎え、早々にコロナ緊急事態宣言が兵庫県にも発令されました。窮屈な生活を余儀なくされます。日本のみならず世界が同じ境遇です。観光産業を始め飲食業の大変な状況があります。その裏に食材を納入していたり、生産されている農家の人にとっても大打撃です。一つの業者の裾野は広く国全体が経済的にも大変です。
ワクチン接種が進み、外出が出来るようになることを望みます。今暫く耐える時期でしょう。
日蓮聖人の教えに「世間の留難(るなん)来(きた)るとも、とりあえ給(たも)うべからず。賢人聖人(けんじんせいじん)もこの事はのがれず。ただ女房(にようぼう)と酒をうち飲(の)みて、南無妙法蓮華経と唱(とな)え給(たま)え。苦をば苦と悟(さと)り、楽(らく)をば楽とひらき、苦楽(くらく)ともに思い合わせて、南無妙法蓮華経とうち唱(とな)え居(い)させ給(たま)え。」という御遺文をかみしめ、冷たき冬を乗りきりましょう。春はもうすぐやって来ます。
日本各地で大雨・洪水で被災された方に、心よりお見舞いと義捐金をしたいと思います。
お寺のある兵庫県の播磨北西部地域では2009年8月9日に台風9号の接近にともない線状降水帯が発生し、佐用町から宍粟市北部に大雨をもたらしました。檀家さんの家も床上浸水となり、大変な思いをされました。今回の人吉市の映像を見ると多くのことが呼び起こされます。
人吉市は球磨川と共存してきた街です。夏には球磨川の大鮎を売りに食べ物屋さんや旅館が人気なところです。
被災された名物居酒屋のご夫婦は「もうお店を閉めます。復興するだけの力がありません。」と泥まみれの店の片付けをされ「綺麗にしてお店を返さないとね~」とお店への愛着がにじみ出ていました。近所の人が「お位牌見つかったよ。あそこの玄関先にあるよ。」と泥に汚れた繰り出し位牌を手にとって「良かった~ご先祖に申し訳ないからね。」と汗をぬぐいながら目頭を押さえられました。
今夏の梅雨は異常な線状降水帯が発生したと気象庁は発表しました。復興には時間がかかります。熱い日差しとの闘いが待っています。
遠くから被災された皆さん、復興に手を貸されているボランテイアの皆さんの健康を祈って経を読みお釈迦様・日蓮聖人のご加護を願うばかりです。
新たなウィルスの出現に世界が戸惑っています。侮っていたのでしょう。
世界経済がウィルスに冒されています。ここまで影響があるとは世界の指導者も思っていなかったでしょう。
この想定外の出来事で、日本の危機対応策の無さが表面化しました。もっと危機管理が出来ていると思っていたのですが・・
マニュアル文化にもかかわらず、マニュアルがしっかり出来ていなかったのでしょうか。
日本のブレーンはもっと先読み出来ていると思っていたのですが、残念な結果です。
首相の思いつき政策でなにやら日本の薄っぺらな組織が見えてしまいました。
頭の良い政策担当ブレーンが見えてきません。
ぼやきはこのくらいにして、災い転じて福と成す。今回の出来事から国としてどう成長するか・・目先の選挙や支持率回復など出たとこ勝負では無い、日本の目指すべき進路を見いだしてほしいものです。
3月下旬、山崎も桜が開き始めました。
末娘が大学へ進学の為、名古屋へ。
長男は名古屋の大学院を卒業し、飛行機会社就職の為に東京へ。
次男は横浜の大学であと二年。
我が家は新婚当時の二人に。(その時は父がいましたから三人でした。)
家の変化を感じています。