庭モミジ

　　今年はご覧のように美しい黄色に色づきました。

前田幸子さん短歌

「未熟児に　生（あ）れしひ孫の三歳を　鬼子母神に祈る　すこやかなれと」

「境内の石榴（ざくろ）の果実弾けをり　子宝の標（しるし）とぞ　秋陽に照りて」

宍粟市の染河内地区の山間部にミツマタの群落があります。

杉や檜の針葉樹の森はうっそうとした世界です。

日当たりが悪く草木は生えませんが、ミツマタはそうではなさそうです。

斜面一面に、薄黄色の花が咲き誇ります。

白い沙羅双樹の花と小さな菩提樹の花

今年も綺麗に咲いています。薄黄色の小さな菩提樹の花は甘い香りを漂わせ、たくさんの虫が蜜を吸いに集まっています。

　沙羅双樹の花の花は１日花

朝咲いて夕方には落ちて凍まします。薄黄色の小さな菩提樹の花は絨毯のように地表を覆います。

　蘇鉄の葉の新芽

薄緑色の淡い葉が一斉に芽吹きました。さて何年目の新芽なのでしょうか？樹齢は１００年以上だと思われます。

この木は沙羅双樹〔夏椿〕。お釈迦様が涅槃に入られたのはこの木の下です。

明日朝、このつぼみは花開きます。

花の命は短くて、朝咲いて夕方には花を落とします。

１日花です。

「３００年　生きこし寺の　菩提樹の　若者ごとき姿に　立ちをり」

前田幸子

「やますそに　野の芹つみて　根を洗ふ

ほそぼそ流る　澄みたるみづに」

瀬戸内海の子持ちメバルを頂戴しました。見事なので紹介します。

原木を削ってこの様なパイプに仕上げました。

ハンドメイドです。