青天の霹靂(へきれき)

同級生の友達が脳内出血で突然亡くなりました。訃報を聞いて「本間か~」と驚きました。

価値を共有出来る世界から旅立ったのです。

同級生の仲間でお悔やみに行き、お経を上げました。

眠るが如く横たわる姿は、呼びかければ答えるが如くです。

しかし、答えは返ってきません。

コミュニケーション出来ない事が現実です。

生きていることは価値を共有出来ることです。それはコミュニケーションです。

その夜の弔い酒はことのほか五臓六腑に染み渡りました。

彼と一献出来ない思いと生きている事の素晴らしさを彼は伝えてくれました。

彼とのこれまでの世界を背負って生きようと思います。

 

2015年12月27日 | カテゴリー : 住職より | 投稿者 : (管理者)大岩